猫が尿路結石にならないためには?予防キャットフード4選!

猫は、膀胱や尿道の病気にかかりやすいと言われていますよね。健康で長生きして共に暮らすには、日頃からおしっこの様子を観察するなど、病気を防ぐことが大切です。

どんな猫も起こりうる尿路結石について知っておくことは、いざという時のためにもなります。今回は、猫の尿路結石についての知識や、ふだんの生活で予防できること、おすすめのキャットフードについてご紹介します。

尿路結石とは?

尿路結石は、尿の中に溶けているミネラル分が結晶化して、やがて結石となり、尿道を傷つけたり詰まってしまう病気です。結石ができる部分は、腎臓や尿道、膀胱、尿管で、結石ができた位置によって膀胱結石、尿道結石などと呼ばれたりもします。

尿路結石ができるとどうなるのか

尿路結石ができると、尿道を傷つけたり詰まったりしますが、症状としては以下のようなものが見られます。

・おしっこの回数が頻繁になる
・トイレの外でもらしてしまう
・おしっこの1回量が少なく、なかなか出ない
・おしっこが濁る
・おしっこに血が混じる

特に、以下の症状が見られた場合は、すぐに受診が必要です。

・おしっこをする時に痛くて鳴く
・お腹の下の方に硬いものがある
・おしっこが出ない

ふだんから、おしっこの回数や量などへの観察が必要なんですね。

尿路結石の原因

猫の尿路結石の原因は、尿の中のミネラル等が溶けきれなくなることにあります。ミネラル分のとりすぎや、水分摂取量の不足、消化のよくない食事による便秘等で尿路結石が起こりやすくなると言われています。

尿路結石の約80%を、ストルバイト結石とシュウ酸カルシウム結石が占めており、ストルバイト結石はマグネシウムが過剰になり尿がアルカリ性に傾くことで起こりやすくなります。その一方で、シュウ酸カルシウム結石は、尿のなかのマグネシウムが不足して酸性に傾くことで起こりやすくなります。

猫の年齢によって、なりやすい尿路結石の傾向は異なると言われています。1歳~6歳までの猫はストルバイト結石になりやすい傾向にあり、7歳~高齢の猫はシュウ酸カルシウム結石になりやすいと言われています。

猫が尿路結石を起こしやすい理由のひとつに、もともと水をあまり飲まないことが影響しています。猫は野生で生きていたときは、少量の水分で濃いおしっこを出す必要があったそう。今もなお、その習性が残っていることから、水分摂取量が少ないためにミネラル分の濃いおしっこになりやすいようです。

尿路結石を予防できるキャットフード

尿路結石を予防したいと考える時には、日頃から尿路結石予防ができるキャットフードを選ぶと便利です。尿路結石を予防するには、ミネラルを制限できる食事あるいは尿のPH値を調整できるものがおすすめ。

特に、マグネシウムに関しては、多すぎるとストルバイト結石ができやすくなり、逆に少なすぎるとシュウ酸カルシウム結石ができやすくなるため、バランスが大切です。

尿路結石予防におすすめのキャットフード

それでは、尿路結石予防に役立つおすすめのキャットフードを見てみましょう。

ロイヤルカナン

ペットフードの最大手とも言われるブランドです。猫の尿路ケア用フードには、ミネラルバランスを調整したり、尿のPH値を濃くしないようにして、尿路結石を抑える働きが期待できます。

ヒルズ

ロイヤルカナンと並ぶ、有名なペットフードブランドです。特に、療養食をはじめて手掛けたことでも知られており、猫の病状に合わせて様々なフードが販売されています。尿路ケアができるキャットフードには、ウェットタイプとドライタイプの両方があり、特にウェットタイプへの人気が高いです。

カナガン

プレミアムフードとして、高品質な食材を使ったキャットフードで知られています。尿路ケアができるものとしては、ビタミンC含有量が他のものより多い点が特徴。マグネシウムの過剰を防ぎ、尿路結石を予防してくれます。乾燥チキンをはじめとする原料へのこだわりも魅力です。

オリジン

オリジンの尿路ケアができるキャットフードの特徴は、鶏肉がメインとなる動物性タンパク質が90%を占め、アレルギーの原因となる穀物や添加物が一切入っていないことにあります。

キャットフード以外の尿路結石予防方法

キャットフード以外にも、ふだんの生活で尿路結石を予防できる方法はいくらかあります。尿路ケアができるキャットフードとあわせて、ふだんの生活から注意してあげるとより良いですね。

水を飲ませる

濃いおしっこになると、その分ミネラル分の割合が濃くなります。逆に、おしっこの量が増えると、ミネラル分も薄まりやすくなるため、尿路結石の予防につながります。もともと猫は水をあまり飲まないと言われる動物ですが、常にきれいな水を用意してあげるなどの工夫が必要です。

運動をさせる

運動量が少ないと、それだけ飲む水の量も少なくなります。家のなかでおとなしくしている猫の場合、運動する機会が少なくなりがちです。キャットタワーを設置したり、毎日一緒に遊んであげるなどして、運動量の確保による飲水量のアップを目指しましょう。

おしっこを我慢させない

おしっこを我慢する状況が続くのは、尿路結石のリスクが増えるだけでなく、猫の体にとってもよくありません。トイレを清潔に保ち、いつでも排泄したい時にできる環境を整えることが大切です。

体調管理を怠らない

おしっこの回数や量、色など、毎日変わりはないか確認しておきましょう。異常に早く気づくことで、早期治療につながります。もし、尿路結石で尿道が詰まってしまうと、腎不全を招くおそれもあり、命にかかわります。

尿路結石予防のため、日頃のおしっこのPH値を確認できる猫砂や、試験紙が市販されているため、それらを活用しても良いでしょう。

動物病院で診察を受ける

定期的な診察を受けることは、猫の隠れた病気を早く見つけるためにもおすすめです。日頃の健康管理を兼ねて、定期検診を受けさせてあげるとより安心です。

尿路結石になってしまったら

もし、尿路結石になってしまったら、慌ててしまうかもしれませんね。そういうときの対処法も、知っておきましょう。

動物病院で診察を受ける

早期治療のためには、一番に動物病院への受診をおすすめします。はじめにご紹介した尿路結石の症状と見比べて、心当たりがある時にはできる限り早めに受診しましょう。特に、おしっこをする時に痛くて鳴く、お腹の下の方に硬いものがある、おしっこが出ないなどの症状は、急を要します。

尿路結石が軽度の場合は、薬やサプリメントを飲んで改善することがあります。結石が大きい時には、手術をして取り除く必要もあります。また、尿道が詰まってしまっている時には、カテーテルを入れて洗浄し、詰まりを除去する治療も行われるようです。

尿路結石の具体的な状況は、病院でないとわからないことも多いです。もしかして、尿路結石かもしれないと思われる時には、早めの受診をすることで、猫の負担が少ないうちに治療できる可能性もあります。

キャットフードを療養食に変える

尿路結石ケアのできるキャットフードが販売されています。動物病院を受診して、適切なもののアドバイスを受けることができるため、はじめは病院への受診をした上で選ぶと良いでしょう。継続的に尿路結石ケアをしたい時には、先程ご紹介したブランドのキャットフードを参考にしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

猫と生活する上では、特にかかりやすい病気のひとつである、尿路結石への注意が必要です。おしっこの異常は、尿路結石を知らせるサインかも。いつもの様子をしっかり把握して、キャットフード選びから予防につとめたいですね。

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