ミートミールが危険?キャットフードの原材料を要チェック!

キャットフードの原料をチェックすると「ミートミール」というワードをよく見かけます。

ミートミールは、猫にとって良い原料とは言えません。

それなのに使われているのはどうしてなのでしょうか?

ミートミールは、いったいどのような害を及ぼすのか?

何を元に作られた原料なのか?

ミートミールにまつわる様々な疑問を紐解いていきましょう。

ミートミールとは

ミートミールは、肉粉のことです。乾燥した肉を粉末にして、キャットフード製造に利用しています。

猫は肉食動物であり、タンパク質が最も重要な栄養と言っても過言ではありません。

ミートミールは豊富なタンパク質を含んでいるため、この点においては最適な原料と言えます。

しかし、猫の健康を考えると良質な原料ではありません。

どうしてかと言うと、ミートミールは何の動物肉を利用しているのかわからないからです。

通常のキャットフードは、魚や鶏肉などを利用していますが、ミートミールは病気や事故で死んだ豚肉や牛肉、犬や猫、馬などの肉を利用している可能性があります。

ミート&ボーンミール(肉と骨粉)

ミート&ボーンミールは、肉骨粉のことです。ネーミングを見てわかる通り、肉と骨を原料にしています。

使われている肉と骨は、人間の食材に適さない動物を利用しているため、ヒューマングレードではありません。

ミート&ボーンミールは、このような原料を加熱して※レンダリングすることで、肉のような茶色に加工しているのです。

※レンダリング
人や動物が普段食べない部位を熱加工して肉粉にする工程

ミートバイプロダクツミール(肉副産物)

ミートバイプロダクツミールは、「肉副産物」とも呼ばれています。

肉以外の部分をレンダリングしているため、概要はミート&ボーンミールとあまり変わりません。

ミートバイプロダクツミールは、多くの栄養を含んでいる側面もあるため、必ずしもNGと言い切れないのも実情です。

ミートミールの危険性

4Dミート、狂犬病、etc。ミートミールに含まれている危険性を紹介します。

ミートミールは肉以外の副産物が入っている可能性がある

前述したように、ミートミールには肉副産物があります。肉副産物は、肉以外の部分(内臓や骨)をレンダリングした原料です。

肉副産物を利用すれば、生肉を利用するよりも安くキャットフードを製造できるため、様々なメーカーがこぞって利用しています。

肉副産物はタンパク質をはじめ、多くの栄養を含んでおり、100%NGとは言い切れないのが実情です。

野生の猫は、捕まえた動物の肉だけを食べるわけではなく、骨や内臓も食べます。

それを考えると、肉副産物は野生に近い原料と言えるのです。

しかし、原料品質がヒューマングレードではない点と、何の動物肉を利用しているか定かではない点を考えると、安心して与えられません。

4Dミートが使われている可能性がある

4Dとは、

・DEAD「死亡した動物の肉」
・DISEASED「病気だった動物の肉」
・DYING「死にかけだった動物の肉」
・DISABLED「障害があった動物の肉」

の頭文字を取っています。どの動物の肉を使っているのか定かではないため、犬や猫の可能性もあるのです。

そのような肉原料を利用したキャットフードがあるなんて信じがたいことですが、多く存在します。

安価でキャットフードを製造できるため、採用しているメーカーが存在するのです。

狂犬病の恐れ

前述したように、ミートミールは病気で死んだ動物肉を使っている恐れがあるため、狂犬病で死んだ動物肉を使っている可能性もゼロではありません。

狂犬病と同率リスクとして、狂牛病も挙げられます。

実際に、狂牛病に感染した動物肉を家畜に与えたところ、その家畜に狂牛病が蔓延した事例があるのです。

この事件が流行する以前は、十数年にわたって与え続けていたというのだからゾッとします。

◯◯ミールが使われている可能性がある

このような流れを踏むと、できるだけミートミールを利用していないキャットフードを選びたいところです。

しかし、ミートミールを全く利用していないキャットフードはそこまで多くはありません。

出来る限り安全に餌やりしたいなら、

・チキンミール
・ビーフミール

と表記されているキャットフードをおススメします。このように表記されていれば、何の動物肉を使っているのか一目瞭然です。

しかし、安全とは限りません。

肉以外の部位を使っている可能性があり、病気や事故で死んだ動物肉を使っている可能性も考えられます。

キャットフードの品質や安全性の基準

キャットフードの品質や安全をキープするために、日本や海外ではペットフードの安全法が制定されています。

日本ペットフード安全法

農林水産省と環境省により、平成21年6月に制定されました。

・製造方法
・成分規格
・表示基準

などの届け出を義務することで、ペットフードの安全性を守るのが目的です。

たった10年ほど前に制定されたばかりなので、歴史が深いわけではありません。

それまでこのようなルールがなかったと考えると、ちょっと怖くなります。

日本よりAAFCOの基準を取り入れた海外の基準の方が高い

ペットフード生産の基準は、日本よりも海外の方が厳しいです。

アメリカには、「AAFCO」という米国飼料検査官協会があり、ペットフードの栄養基準やラベル表示に関するガイドラインを設定しています。

その内容は、日本でも基準にされているぐらいのレベルの高いものです。

高品質なキャットフードを与えたいなら、海外産を選ぶのも1つの方法と言えます。

キャットフード選びで気をつけたいこと

原材料、品質、価格。キャットフードを選ぶときは、以下のポイントを抑えておいてください。

原材料の記載を確認すること

キャットフードのパッケージをチェックして、原材料の確認を怠らないようにしましょう。

ミートミールの有無だけに限らず、添加物や穀物類のチェックも必要です。

着色料や香料のような人工添加物は、長期間摂取すると発がん性のリスクが報告されています。

猫は、穀物類を消化しにくい動物です。日常的に摂取すると消化不良を引き起こします。

原材料の品質にこだわること

原材料が高品質であるに越したことはありません。

特に重要なのは、ヒューマングレードであるかどうかです。人間が食べれるレベルの食材をヒューマングレードと呼んでいます。

ヒューマングレードは、法律で定義されているわけではないため、メーカーの自主判断で表記されていますが、品質を見極める重要なポイントです。

低価格のキャットフードを避ける

低価格のキャットフードは、ミートミールや穀物、添加物を利用している可能性が高いです。

安くても上質なキャットフードはありますが、「安かろう悪かろう」という言葉もあるように、用心に越したことはありません。

上質なミートミールもある

ここまでの内容を読むと、ミートミールは危険と判断しがちですが、上質なミートミールがあることも忘れてはなりません。

前述したように、自然界で暮らしている猫の食生活に合わせて、骨や内臓も一緒にレンダリングしているケースもあります。

出所不明の原材料を使っている場合はリスクがありますが、病原菌などに犯された原料でなければ、むしろ健康的と言えなくもありません。

ペットフードメーカーのホームページを確認

ミートミールの品質を確認したい場合は、ペットフードメーカーのホームページをチェックして下さい。

品質に自信を持っているメーカーは、

・副産物
・肉グレード
・製造方法

などを明確に記載しています。ホームページの作りが簡素だったり、ホームページ自体がないメーカーは論外です。

まとめ

今回は、ミートミールに焦点を当てましたが、いかがでしたでしょうか。

危険性がある一方で、そうではない一面があることも分かったと思います。チェックを怠らないようにしましょう!

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