避妊去勢後の猫に与えるキャットフードは変えた方が良い?

猫の健康維持のために去勢を考えて実施する飼い主さんは多いものです。ただその時に一つ考えておいていただきたいのは、去勢後の体の変化についての知識です。術後はどうしても抵抗力や免疫力が著しく低下傾向にあります。ここで、しっかりと食事を摂れないと、衰弱してしまいます。常に食事管理には気を遣っている飼い主さんも、去勢後の食事対応には、事前の準備を怠らず精神的なケアにも気を配ってあげましょう。

去勢後に起こる変化

去勢手術をした後に、傷の治り具合などによっては食欲不振に陥ってしまう猫も少なくはありません。気分的もかなりナーバスになっている猫もいます。手術に対してもストレスを十分に考慮して、術後の食事対応は少量を何回かに分けて与えるなど、特別な対応をしてあげてください。それを数日続けていると与えているキャットフードにも慣れてこれまで通りの生活が戻ってくるはずです、食欲不振が長く続く場合には、無理強いをせずに動物病院に連れて行って栄養補給の点滴処置などをしてもらい、1日も早い回復を目指してください。

術後の経過次第で猫用のウエットフードを与えてみる

去勢手術後に食欲不振が続いた場合には、まずは猫用の缶詰を準備して与えるようにしてみてください。その際にも1日5回から6回に分けて少量ずつの給餌にしてみてください。ウエットフードは去勢手術などのアフターケアには最適なフードです。水分と栄養分を同時に接種できますので、より効果的に家庭での術後ケアになります。

但し去勢後はエネルギーの消費量が減ってしまいますので食欲や好みにも大きな変化が訪れます。そこで、去勢後に適したキャットフードに移行する必要性があるのです。できれば肉や魚が主原料になっているようなウエットフードやドライフードを選ぶようにしてください。

去勢後・キャットフードの選び方

去勢後には、グレインフリーで添加物不使用、尿路ケアの効果も高いキャットフードを意識的に選ぶようにしてください。何よりも高たんぱくで脂質を控えたようなキャットフードが理想的です。そして食物繊維が豊富なキャットフードであることも重要になってきます。どうしても、去勢前の運動量や活動量に比べると消費するエネルギーが減少してしまいます。そこで、これまで通りのキャットフードを与え続けてしまうと、すぐに肥満傾向が出てしまうのです。

去勢後に急激に体重が増加することで内臓疾患の恐れも出てきますので、まずは理想体重をきちんと動物病院で測ってもらい飼い主さんも把握しておいてください。それに対して、去勢後のキャットフードを慎重に選んで行くという気持ちが必要になります。去勢後の猫には、体重ケアに重きを置いたフードが多く販売されています。ただ、去勢するタイミングでまだ1歳過ぎの場合などには、成長期であることへの栄養の配慮も大事になります。太らせずに健康維持をすることは、飼い主さんの役割です。十分に注意をしながら接するようにしてください。

去勢後・フード選びの注意点

何よりも愛猫が肥満体質にならないようなキャットフードを選ぶことが第一です。そして去勢後に起きやすい下部尿路疾患をきちんと予防できるような食事内容も重要視してください。基本的にたんぱく質(肉や魚)が豊富に摂取できることや便秘対策にも配慮されたキャットフードが理想的です。

急激な体重増加は代謝が低下することが原因で起きてしまいます。そのために心臓に負荷がかかり関節にもダメージを与えやすくなります。尿石症という病気も去勢後には警戒すべき病気ですうので、とにかく去勢後のフードを適切に選んで健康で過ごせることが第一目標となります。

若い雄猫は下部尿路症になりやすい

1歳から2歳の間の雄猫が去勢をした後に起きるトラブルの中に尿石症が挙げられます。突然スムーズな排尿が困難になり腎臓機能が低下してしまうという状態です。このような状況を予防するために、ミネラル成分やマグネシウムの配合量のバランスを重要視したキャットフードを与える必要があるのです。特に、水分補給が去勢後に上手くいかない場合には、すぐに膀胱炎などにもかかりやすくなります。飼い主さんは十分に警戒をして、術後の食事ケアを怠らないようにしてください。

去勢後・キャットフードの与え方について

去勢手術の後には必ず絶食期間があります。その間は見守りながら時間が経過した時点からキャットフードを与えるようにしてください。ここで一つ注意が必要なことは去勢手術をした直後から、術後のキャットフードに変える必要があるのか?という問題です。術後の愛猫の精神状態は落ち着かず不安や痛みに耐えているような状態です。ここでこれまで食べていたキャットフードから術後のものに替えるのにはリスクを伴います。

術後1カ月以内は、これまで通りのキャットフードをメインに食べるようにしてください。少しずつ去勢後のキャットフードに切り替えるようにすることがポイントです。特に生後半年から1歳前後の子猫が去勢手術を受けた場合には、同時に成長期の真っただ中であることも忘れないようにしてください。急激にカロリー制限をすることは危険を伴います。術後には回復を最優先する必要があることを知っておいてください。そのあとに肥満対策として去勢後のキャットフードへの移行を考えれば良いのです。

与える量や回数について

術後の経過を見守りながら普通に食事を摂れるようになれば、これまで通りの食事方法で問題ありません。ただ、食欲が落ちる時期でもありますので少量を数回に分けて与えるなど、与え方には工夫が必要です。2日程度は術後対応をしてあげてください。一口も食べないという場合には、手術を受けた病院に連絡をして指示を仰ぐようにしてください。

完全に術後の状態から復活した後はエネルギー代謝が激変します。そのことを意識した術後のフードを徐々に食べるようにしてください。種類は豊富ですが、飼い主さんが自分の目で選んで愛猫のために適していると思われるキャットフードに切り替えていけることが理想です。

去勢、避妊後対応のキャットフードのおすすめは?

去勢避妊の後には、食事の嗜好も少し変化を来している場合も多いものです。そこで、一般的に術後に与えやすいキャットフードのおすすめを挙げてみました。参考にしてみてください。

〇ロイヤルカナン・メール&ケア(雄猫用)
こちらは去勢後から7歳程度の猫に最適と言われているキャットフードです。主原料が鶏肉とターキーになっています。特に筋肉量を維持するために高たんぱく質の栄養が配合になっています。雌猫用にはフィメールケア、という商品があります。こちらは雌猫の短い尿路に着目してミネラルバランスを調整しながら尿を弱酸性に保てるような配慮がなされているキャットフードです。

〇モグニャン 
白身魚がメインとなっているキャットフードです。去勢後に必要な高たんぱくで低脂肪なキャットフードとして好評です。その上食物繊維が豊富含まれる野菜や果物が配合されています。

〇カナガン
乾燥チキンと骨抜きチキン生肉が主現料となっています。ビタミンやミネラルの接種にも気を配っている商品です。そしてグレインフリーで添加物も不使用なところも人気となっています。

〇シンプリー
主原料をサーモンやニシン、マスなどで構成されている高たんぱくで低脂肪を徹底したキャットフードです。尿路ケアとしてクランベリーが配合されていることで体のコンディションを整える役割もあります。

〇オリジン
新鮮骨なし鶏肉を使用しています。鶏肉類に加えてイエローテイルカレイやサバなどの魚類をくわえてかなりの高たんぱく質を狙ったキャットフードになっています。添加物を使用せずに安全性も高いキャットフードです。

まとめ

去勢後に起きる体や心の変化に敏感に対応してください。そして去勢後のフード切り替えも焦らずに行うことで体重管理や術後のトラブル予防に繋がります。根気よく去勢後の愛猫に接して日常を取り戻せるようにお手伝いをすることは飼い主さんとしての役割です。

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