なぜ猫は匂いを嗅いだ後に変な顔をするの!?臭かったから?

猫は、頻繁に色んな所の匂いを嗅ぐ習性があり、飼い主の匂いもよく嗅ぎます。

その時に、「嫌な顔」「変な顔」など、何とも言えない表情を見せることがあるのです。

「あれってどういう意味なんだろう?」「私ってそんなに臭う?」と気にしている飼い主がたくさんいます。

猫が、匂いを嗅いだ後に変な顔を見せる理由とは何なのか?その背景には、信頼、挨拶、マーキング様々な理由がありました。

1.なぜ猫は匂いを嗅ぐのか?

猫は他の動物よりも敏感に匂いを嗅ぐ習性があります。

なぜ、そんなにも匂いを嗅ぐのか?そこには、安全確認や挨拶など様々な理由があったのです。

猫の嗅覚を感じる能力は人間の6倍

人間は、匂いを嗅ぐ時に鼻から空気を吸うというシンプルな方法をとっています。

その一方、猫の場合は違います。空気を吸って匂いを嗅ぐだけではなく、鼻鏡を使って、鼻先に匂いを吸着させる手段も取っているのです。

鼻鏡は湿っており、匂いが一瞬で吸着するようにできています。このようなロジックを持っている猫の嗅覚は、人間の6倍も優れていると言われているのです。

これだけの計画を持っていれば、猫が特に匂いに敏感なのは納得できます。

なぜこのような強い嗅覚を持っているのか?それは、野生時代の名残です。

野生に住んでいる猫は、匂いを元に危険を察知しています。飼い猫にもその本能が引き継がれているというわけです。

食べ物の安全確認

猫がよく匂いを嗅ぐ理由の1つに、食べ物の安全確認があります。目の前に出されたエサをすぐさま食いつく動物も多い中で、猫は慎重です。

猫は味覚と視覚よりも嗅覚が圧倒的に優れているため、

・食べ物が腐っていないか
・変なものは入っていないか

食べ物の安全性を匂いで判断して、容認できたら始めて食いつきます。

猫同士の挨拶

猫同士は、鼻を近づけて匂いを嗅ぎ合う習性を持っています。猫カフェや多頭飼いで頻繁に見る光景です。

これは、挨拶をしていると言われています。

顔を合わせたら鼻の匂いを嗅ぎあって、「元気?」「君、危険な相手じゃないよね?」と挨拶しているのです。

この後に、尻の匂いを嗅ぎ会う場合もあります。お尻の匂いを嗅ぎ合う理由については、後述するので、もうしばらく読み進めてください。

味方であることの確認

挨拶の延長線上にあるのが、「仲間か否か」の判断です。

猫には視覚があるものの、人間ほど鮮やかに見えていないと言われています。そのため、相手の匂いを嗅いで仲間であることを確認しているのです。

匂いマーキングの確認

猫は、色んな所に体を擦り付けて、自分の匂いをつける習慣があります。いわゆるマーキングという行動です。

マーキングすることで、

・ここは自分の縄張りだ
・この匂いが付いている相手は自分が心を許した相手だ

などのフラッグをつけています。それを確認するために、頻繁に匂いを嗅いでいるのです。

2.猫が匂いを嗅いだ時の反応がおかしい?

猫が匂いを嗅いだ後に口を開けて苦そうな顔をする…。これは猫を飼育している人なら一度は見かける「あるある」行動です。

特に、飼い主の股の匂いや手足の匂いを嗅いだ時によく見せます。

その表情を見て、「私ってそんなに臭い…?」とショックを受けた飼い主も多いことでしょう(笑)

しかし、安心してください。それは臭いと思っているのではなく、ちゃんと違う理由があるのです。

飼い主の手や足、股の匂いを嗅いだ時

飼い主の股や手足の匂いを嗅ぐのは、マーキングを確認するためです。

猫には、匂いを出す「臭腺」という器官があります。臭腺は、体のいたるところにあり、全身から匂いを分泌させてマーキングしているのです。

猫は飼い主の股や手足に体を擦り付けてマーキングする習性があり、自分が擦り付けた匂いを再確認するために頻繁に匂いを嗅ぎに来ます。

その時に口を開けてフリーズするのは「自分の匂いだ!」と確信している仕草だと言われているのです。

猫同士鼻を合わせた時

前述したように猫同士は鼻を擦り会わせて

・仲間か否かの判断
・挨拶

などのコミュニケーションを取っています。口を開けてフリーズするのは、「信頼できる相手だ!」と確信している仕草だと言われているのです。

3.猫が匂いを嗅いだ後に変な顔をする意味は?

猫が匂いを嗅いだ後におかしな顔をする理由は、前述したとおりです。この一連の行動を「フレーメン反応」と呼んでいます。

フレーメン反応が統括する意味は、フェロモンの嗅ぎ分けです。

猫の前歯には、穴が開いているのをご存知でしょうか?この穴は、「鋤鼻器(じょびき)」と言います。

猫は、鋤鼻器を使ってフェロモンをより詳細に嗅ぎ分けることができるため、「これは安心できる匂いだ!」と強い確信を持てるのです。

4.猫が手や足の匂いを嗅いだ後に噛み付く…

猫が手や足の臭いを頻繁に嗅ぐ理由は、ここまで説明してきたとおりです。この行動にプラスして、噛み付いてくることってありませんか?

噛みつかれたときに「怒ってるのかしら?」と気にする飼い主も多いと思います。しかし、決して不機嫌なわけではありません。

これは、更なるマーキングをしています。つまり、「もっと強い臭いを付けてやる!」という感情です。

猫は、独占力や縄張り意識が強い動物なので、マーキングやフレーメン反応をやめることはありません。

猫は突起物に興味をしめす

なぜ猫が、手や足などに頻繁に興味を示すのか?人間の体には他にもパーツがあるのに不思議ですよね。

猫は、突起物に興味を示すと言われています。そのため、手や足に近づいてくるのです。

「匂いを嗅がれたり噛みつかれたりするのは嫌だなあ」と思う飼い主も多いかもしれませんが、付き合ってあげてください。

5.猫同士の匂いの嗅ぎ合いにはルールがある

猫同士が匂いを嗅ぎ会う理由は前述している通りなのですが、そこに、明確なルールもあります。

目を合わせずにお互いの鼻を合わせる

猫が、鼻同士をこすり合わせる行動は、挨拶だというのは前述したとおりです。

ここからさらに派生して、顔同士をスリスリさせる行動を見せることがあります。

これは、より信頼度の高い相手にだけ見せる挨拶です。飼い主との信頼が深ければ、人間にも見せてくれます。

やってもらえると、とても嬉しくなり、飼い猫の事がもっと好きになりますよ♪

立場の強い方から順にお尻や肛門の匂いを嗅ぐ

猫同士で、お尻や肛門の匂いを嗅ぎあうことがあります。お尻から、性別や血縁関係など様々な情報をキャッチできるとされており、頻繁に嗅いでいるのです。

初対面の時に嗅ぎ合う傾向が強いのですが、猫も初対面は苦手…。お互いのお尻を意識してぐるぐる回っているだけの場合もあります。

そんな時は、「立場が上の猫から嗅ぐ」傾向が強いのです。

多頭飼いしている場合や猫カフェに出かけた時は注意深く観察してみてください。

猫同士の上下関係が見えてきて面白いですよ。

6.まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は、猫が匂いを嗅ぐ理由に迫ってみました。

猫の嗅覚が、人間の6倍優れているのにはびっくりしましたね。人間が匂いを嗅ぐのとは違った理由で匂いを嗅ぐのも納得です。

特に、猫特有のフレーメン現象はユニークで面白い!

飼い主の匂いを嗅いだ後に嫌そうな表情を見せるのは臭いからではありません(笑)安心して大丈夫です。

猫が飼い主の匂いを嗅げば嗅ぐほど信頼度が高まっている証拠なので、スキンシップだと思って積極的に嗅がせてあげてください。

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